沖田×華


沖田×華

沖田×華(おきたばっか 1979年2月2日生)
 [漫画家]


 富山県出身。富山県立新川女子高校卒業。中華料理店(現在は閉店)を営む両親の元に生まれる。小学生の頃に学習障害、注意欠陥多動性障害、中学生の頃にアスペルガー障害と診断されたが、その事実を認めたくないために現実逃避していた。成人してからSNSの検査で自身の障害に気付くことになり、それまでは「B型だから仕方ないか」と思っていた。幼少期は前述の理由で他者とうまくコミュニケーションがとれない日々を送る。学校ではいじめや体罰(教師から性的な体罰も受けた)を受け、高校卒業後北陸地方で看護師となった際もアスペルガーにより感情が読み取れず同僚(特に先輩)との人間関係に苦しんだ。

 中学・高校はソフトボール部に所属し、変わり者だが他人思いの性格で親しまれていた。また、高校の時、蒲鉾工場やピザ屋でバイトをしたり、年齢を偽って旅館のコンパニオンとして臨時収入を得たり、高校3年の時には産婦人科でバイトをしていた。高校在学中に准看護師の資格を取得し、正看護師を取得するため受験するも全て不合格。定時制で時間も費用もかかるが必ず受かるという滑り止めの専門学校も不合格となり、一年間小児科病院に勤務。1年後に滑り止めで受けた専門学校に再度受験し合格。昼間に学校に通いながら朝と夜は病院、ぼったくりバーでパートをしていた。後に正看護師の資格を1年遅れて取得している。

 看護師の仕事は上手くいかず、両親が離婚したショックが重なったことや、勤めていた病院で上司に「死ね!」と言われ、いつものことだったのにこの瞬間、何かがはじけて突発的に死ぬことをきめて自殺を図った(睡眠薬とアルコールを多量摂取し、首吊り自殺を図ったが幸いロープが切れて助かった。その際に臨死体験をしている)。

 自殺未遂をきっかけに3年で看護師をやめ、風俗嬢となった。ソープランド以外のあらゆる風俗店で働き、アダルトビデオへの出演も経験したという。沖田曰く風俗嬢などの仕事をしたのは、厳格(というより我儘で自己中心的な)父親の下で抑圧された感情を抱きながら育った反動から、一人暮らしを始めた時に「やりたいことを全部やろう」と決め、「一生懸命働いてお金をためる」目標のためにとった行動であった。風俗嬢であることに抵抗はなく、比較的楽しんでいたという。お金を貯めることで「自分の価値が見出される」とも感じていた。稼いだお金はタンス貯金しており、ハイテンションの時に友達にあげていた。母親にはその事を話さなかったが、後に自身と同じくアスペルガーである末の弟が話した事でばれてしまった。沖田はこのような経歴や、10回を超える整形手術の経験をオープンにしている。美容整形を繰り返す理由として、最初のきっかけは美容整形外科で勤務しており、空き時間に二重に整形してもらったこと。この他、脂肪吸引、豊胸、尻のリフトアップなどを行っている他、同僚に小陰唇にピアスをつけてもらった事もある。

 風俗嬢となって2年ほどが経過し仕事に疲れを感じていた沖田は、偶然読んでいた雑誌でセックスフレンドを募集していた後の師である漫画家桜井トシフミに出会い、絵が個性的だと褒められたのがきっかけで漫画家を志すようになる。しかし、当時は首から下の絵が一切描けなかったため、最初は「現役風俗嬢ライター」として売り込むも門前払いを受ける。桜井の紹介でエロ雑誌の連載を細々していた時、以前からファンだったゲッツ板谷の個人サイト『コーポG』(現在閉鎖中)にメールを送ったことをきっかけに、『コーポG』内でエッセイコミック『CR幸せになり隊』を連載。この時に板谷が「沖田×華」と命名する(由来はゲッツ板谷がペンネームを考えるのが面倒くさくて、寝起き(起きたばっか)に浮かんだもの)。同年、『漫画アクション』(双葉社)の新人賞に応募し選外奨励賞を獲る。上京後の2005年に漫画家としてデビュー。現在に至る。


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。



w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ