谷内六郎


谷内六郎

谷内六郎(たにうちろくろう 1921年12月2日生)
 [画家]


 東京で9人兄弟の6男として生まれる。駒沢尋常高等小学校卒業の後、見習い工員などをしながら絵を独学で学んだ。戦後、漫画仲間の鈴木善太郎、片寄貢らと銀座の街頭で政治風刺漫画を描く。また1945年12月に創刊された左翼系の新聞「民報」に4コマ漫画『真実一郎君』を連載。

 1955年、『文藝春秋』臨時増刊「漫画讀本」に発表した「行ってしまった子」(「おとなの絵本」より)で第1回文藝春秋漫画賞を受賞したが、直後の6月27日に自宅で左腕の動脈をカミソリで切り自殺未遂を起こした。谷内はもともと喘息に悩まされて神経衰弱気味だったが、そこへ文芸春秋漫画賞を受賞したことで肩の荷が重くなり、極度の強迫性障害を発症したのが原因であった。

 谷内は自殺未遂事件の翌年、『週刊新潮』の創刊号から表紙絵を担当。大丸東京店にて初の個展「谷内五郎作品展」を開催。1958年、人形作家の熊谷達子と結婚。1962年、作詞を担当した『遠い日の歌』が第17回芸術祭奨励賞を受賞。1981年1月23日、急性心不全のため59歳で死去している。


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