ワイヤーで体を切断して死亡

 2016年10月12日、白バイから逃走していたバイクの運転者がワイヤーで体を切断して死亡する事故が起きた。

 20歳代の男性が運転するバイクは兵庫県神戸市内の国道2号で速度超過違反の摘発を受けたが、制止しようとした警官をはねて逃走したため、白バイが約7kmに渡って追跡した。男性は追跡する白バイから逃れようと速度超過状態で走行していたが、前走車を追い抜くために対向車線側へ逸脱した際に順走してきた別のバイクと衝突。その弾みで前方に投げ出され、道路右側の歩道内に設置されていた電柱を支える金属製ワイヤーに突っ込む状態となった。

 男性は腹部あたりで体幹を轢断する状態となって死亡。下半身部分は歩道上に留まったが、上半身部分は道路と隣接する山陽電鉄線の線路内に落ちた。なお、男性が即死だったかどうかは不明である。


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