2002年3月16日、オハイオ州コロンバスでのNHLプロアイスホッケーの試合中に、選手がシュートしたパックがリンクの外に飛び出し、観戦していた少女の頭に当たり、死亡する事故が起きた。 リンク周囲には観客を保護する硬質ガラスのフェンスが設けられていたが、パックはこの上を飛び越え、誕生日のお祝いで観戦に来ていたブリタニー・セシル（13）の頭部に直撃、彼女は2日後の18日夜に死亡した。 パックが直撃した部分の頭蓋骨は骨折して破片が散乱し、脳を損傷していた。しかし、これは直接の死因ではなく、致命的だったのはパックが当たった瞬間、頚部が不自然に折れ曲がり、背骨から後頭部に向かう動脈が損傷して、凝固した血液が次々と脳内に送り込まれたことにより脳細胞が壊死したことであった。 この事故で、チームと競技場側が遺族に120万ドル（約1億3000万円）の慰謝料を支払い和解したという。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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