ディスコの照明で圧死

 1988年1月5日21時40分頃、東京都港区六本木の高級ディスコ「トゥリア」で、重量約1.8トンの照明装置が突然落下。下で踊っていた17人が下敷きになり、男性1人・女性2人が死亡した。

 このディスコの2階天井には、天井の巻取ドラムから直径6ミリのワイヤー8本で吊られた可動式大型照明装置があったが、巻取ドラムのワイヤーが過剰な荷重を受け瞬時に全数切損し、吹き抜けとなっている地下1階のダンスフロアまで8.2メートル落下するに至った。

 女性13名・男性4名の計17名が照明装置の下敷きになり、看護自衛官(21歳女性)、予備校職員(26歳女性)、会社員(24歳男性)の3名が死亡、14名が負傷した。落下した照明装置は楕円形で中央部には何もない形状であったため、落下時に中央にいた来店客は運よく難を逃れた。当時このディスコのフロア内には約200人がおり、プロ野球選手の桑田真澄と当時スポーツメーカーカドヤスポーツの販売促進課長だった中牧昭二、さらに女優の相楽晴子、アイドルの栗原冬子がいたと報道される(桑田は事故の数分前に店を出ており難を逃れた)。

 照明装置の昇降動作の頻度は設計上4回/日であったが実際には15〜20回昇降動作させていたという。アメリカ製のバリライトであると称していたが、この事故で国産のコピー品と判明している。また、床から2メートルの高さでストッパーが掛かる設計になっていたがあまりの落下速度にストッパーは掛からなかった。


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